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富士弁@川崎北部市場

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 今回もいきつけの川崎北部市場の食堂の紹介ではあるが、前エントリーで紹介した天秀などとは基本的に毛色が違うので、分けて紹介することにする。市場の3階の食堂街にある天秀などは、一応は一般客も入れるようなレストラン的な形態を取っていて、素人でも入りやすい敷居の低さがあるが、この富士弁は、一階の仲買人達が忙しなく働くまさに『職場』の中にあり、彼らが忙しい合間を縫ってパッと駆け込みパッと飯をかっくらってサッと仕事に戻って行くような、まさに本来の意味での市場食堂である。その分一般の客(この北部市場は一般の人も多く訪れる)には、慣れが無い分敷居が高そうな感じがある。実際外から見てるといかにも『関係者用』という匂いがどことなく漂っていて、いつかは入るつもりではいたが、川崎北部市場歴の浅い俺としてはまだ入る時期ではないかなと敬遠していた店である。しかしちょっとの勇気を振り絞って食券を買ってみれば、なぜ仲買人達が3階の食堂街を使わずにここで済ますのかがよくわかる。意外と店のおばちゃんは気さくだし、食べてる仲買人達も優しい。そして何より安くて美味いのだ。妙なカッコつけなどせずに、早く入っておけば良かった。

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 そんな食堂であるから当然凝った料理などなく、基本は炒めたり煮たり焼いたりした肉や魚の定食や麺類、丼ものなどで、どれも500円〜600円くらいでとても安い。そんな中見慣れた名前のメニューの中で、ひときわ異彩を放っていたのがこのマグロの生姜焼き定食(530円)だ。名前だけで『やられた』感がある。食券を持ってカウンターにいくと、いつものように俺の頭髪に突っ込みw。まぁこれで大抵の店では店員さんと仲良くなれる。料理は、出てくるのは早いのに、ちゃんと言われてから調理を始めてくれるのが嬉しい。
 見た目は名前の通り、マグロ(メバチか?)をブツ切りにして葱などと一緒に生姜醤油で炒めただけのもの。山盛りの大根おろしがいかにもという感じである。


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 このようにして大根おろしと葱とマグロを一緒につまんで食ってみる。思ったよりアッサリした味付けで、その上ショウガと大根おろしのダブルのさっぱり加減が、マグロの濃い旨味とコントラストをなしていて面白い。つーか大変美味いw。まさにおふくろの味という感じ。東京タワーのおかんは多分こういう飯作ってたんだろうなぁ、という(漬け物とご飯はいまいちだがw)感じ。みそ汁もアッサリ目で、総じて見た目以上に朝食うのに適している内容だ。俺にはちょうど良かったが、塩加減が足りない人は大根おろしに醤油を垂らしておくといいと思う。

 向かいで食ってた人の、豆腐が一丁どーんと乗ってるモツ煮定食もやたらと美味そうで、たまには上の天秀で穴子天丼を食うかもしれないけど、しばらくは、食材の仕入れ後にはこの店に通う事になりそうである。やはり、その職場で働く人が毎日の食事にと選ぶ店には、それなりの理由があるのだという事があらためてよく分かった。

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