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enboca@軽井沢

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 ここのところ私的殿堂入りクラスの店が続いたので、今回はちょっと肩の力を抜いて書ける気楽な店の紹介だ。一応、世間的にはピッツァが評判のイタリアンという紹介でいいのだろうか? 俺的には、野菜の美味しい気軽に入れるイタリア風ダイニングという感じである。ピッツァとしてどうか、イタリアンとしてどうか、といった堅苦しい事を考えずに、新鮮で味の濃い野菜を中心とした安心感のある食材を、レイドバック出来るシチュエーションで気軽に楽しめる、軽井沢にあってこそ意味のある店という感想だ。

 この店の最大の魅力は、なんといってもその環境だろう。鬱蒼とした緑に囲まれた人里離れた別荘のような佇まいに、午後の穏やかな日差しがあれば、食を楽しむ環境としてこれ以上は無いと思われる。出張ついでとか仕事絡みでなく、完全なプライベートで来れば、『ああ、俺は今休息をとっているんだ』という実感が数倍になる事間違いない。外から見る限り採光も十分で、ガラス張りの突き出たテラスやソファの配されたVIPルーム風な別空間もあったりとなかなかのフリーダムっぷりで楽しい。

 店舗の中もちょっと面白い構成で、入り口を中心に左右に割り振られたいくつかの空間を中央のピッツァの焼き釜が分断するような形で、ピッツァを焼くときは焼き手が釜の前まで出て来てトッピングやら焼き作業やらをやるので、カウンターに座るとアリーナに居るような気分で演者の振る舞いを間近で見られてちょっと楽しい。

 これらの、決して効率重視ではない遊び心の感じられる(悪く言えばテキトーなw)空間作りも、この地ならではのリラックスした空気があればこそ生きるものである。軽井沢という土地柄と、そこに訪れる人々が何を求めて来ているのかを、店側がちゃんと受け止めている感じがして大変好ましく思えた。食事をする前から『ああ、来て良かったな』と思える店である。


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さくらぐみ@赤穂

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 既に年は明けて2009年になってしまいましたが、相変わらず2008年の食の事を書いております…。

 これは08年秋に行った関西ツアーの幕開けに選んだ店。この店だけは、例え食後の感想がどうであろうと必ずblogに書くつもりでいた。それくらい長年行きたかった店である。まぁ今更別に俺がうやうやしく紹介しなくても、「日本で初めて『真のナポリピッツァ協会認定店』となった店」として有名過ぎるくらい有名であるから、基本的な情報は省く事にする。
 この店に初めて訪れる上で一つだけ注意した事は、「期待しすぎない事」である。俺が初めてこの店の名前を知り、いつかは必ず訪れたいと思った頃と比べれば、自分自身の経験値は確実に上がっている一方、行けない期間の長さの分だけ期待値は膨らみまくっているからである。どんだけ気をつけても恐らく食後感には(良きにつけ悪しきにつけ)バイアスがかかるだろう。これまでの経験上、「食いたくなったら直ぐ行った方がいい」のは十分分かっている。その期間が短ければ短い程良い。それがその店を最も楽しむ秘訣である。そしてそのフレッシュな感動を、後々自分で否定しない事だ。例え何年か後に行って後悔したとしても。楽しむ感性を持っているということは、それだけで素晴らしい事なのである。

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Pizzeria d' anjo@宇都宮

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 昼食で接種したカロリーは城の散歩で消費するのが我々の旅では最早定番と化しているが、福島にはおあつらえ向きに名城鶴ヶ城が鎮座ましましている。そういえば余談であるが、NHK BS2にて、『司馬遼太郎と城を歩く』という、名前だけでその素晴らしさが容易に察せられる番組が放映されている。俺はうかつにも昨年から放映されていた事を知らなかったのだが、最近e2 by スカパーでも開局した、あからさまに中年老年向けの『チャンネル銀河』というチャンネルで再放送されているのを偶然発見して以来、必ず録画して見ている。番組冒頭のナレーションが、「私は城が好きである。あまり好きなせいか、どの城址に行ってもむしろ自分はこんなものは嫌いだといったような顔を心の中でしてしまうほどに好きである」という、心の琴線に触れまくりの一文で始まる。ちなみに書籍版(買ったが未読)も発売されている。
 ああ、余談が長過ぎた。会津若松城は今回初めて訪れた。勿論、小学生の頃から憧れた、いつかは必ず訪れるべき名城であるが、名城過ぎてつい後回しにしていた。葦名氏から始まって伊達政宗、蒲生氏郷、上杉景勝、加藤嘉明など、名だたる大名が城主となるに相応しい美しき天守(を作ったのは加藤だが)を持ち、観光地としても有名。そして最も有名なのは会津戦争での白虎隊の悲劇だろう。資料館(天守閣)やお土産屋でも大フィーチャーされていた。そういやウチの会社の創業者は、白虎隊士の子孫(ってほど離れていないが)だということを最近知った。ちなみに白虎隊士19名の悲劇の物語は何度も映画、ドラマ化されているが、実際には300名近く(全体の8割強)の若者が生き残っていると言われている。


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 これが天守からの眺め。磐梯の山並みが美しい。一ヶ月に及ぶ激しい篭城戦が繰り広げられた場所とは思えないほど長閑で綺麗に整備された城址である。天守自体は、写真で見る方がより美しい気がしたw(恐らく30年近い長年の期待が発酵しすぎた所為だと思われる)が、その天守を含めた本丸周辺の庭あたりの雰囲気はとてもよい。wikiには会津戦争直後の壊れた天守の写真が載っているが、それを元に復元した割にはあまり似てるようには見えないのは気のせいかw。復元前の方が均整の取れた天守に感じる。とはいえ、この城の辿った運命のドラマ性を考えると、ちゃんと建て直した事自体は素晴らしい事である。


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 城の次は、一路那須まで南下して名湯鹿の湯に浸かろうという計画だが、ちょっと時間が早いようだ。そこで、余裕を見てスルーしてきた猪苗代湖に戻って、しばし湖畔散策を楽しもうという事になった。インターを降りて、そのまま下った突き当たりにあるコンビニの裏というシチュエーションとは思えない旅情溢れる風景。雪もまだ大分残っている。


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 やはり磐梯と猪苗代はセットで見てこそ価値があるよなぁ。何も無い場所でただ景色を楽しむ10数分のためだけに会津から戻って来たが、その甲斐のある絶景であった。さて、湖畔で冷えた身体を温めに行く時間だ。


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 那須に到着した時には日もすっかり暮れて、お湯に浸かるには丁度良い時間である。本ツアーの最後の晩餐に備え、胃腸の調子を整えるべく張り切って入湯。結論から言うと本当に素晴らしいお湯であった。個人的お湯ランキングでは全国3本の指に入る。内部の様子などはこちらを参照して頂くとして、その強い成分の通り、お湯は入った瞬間に『これは効く』と実感させられるものだ。白濁していて硫黄臭も強い。湯船が6つに分かれていて、奥にいく程高くなる(最高46度)のだが、俺は44度に常駐していた(流石に46度は遠慮した)。本格的な湯治に訪れているであろう常連とおぼしき年配の方々は、46度に常駐してキッチリ時間を計りながらでたり入ったりを繰り返している。そういう光景も含めての説得力かもしれないが、とにかく温泉としての本質的な何かを味わえる、名湯と呼ぶに相応しい立寄湯であった。

 さぁ、散歩と湯治のお陰ですっかり準備が整ったぞと我が胃袋も先ほどから信号を送ってくる。〆は宇都宮でイタリアンである。我が家のツアーでは比較的洋食比率が低いが、珍しくNot 和食、それもイタリアンで着地してみる事にした。さてその甲斐はあっただろうか。


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Faniente@鷺沼

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 やはり、地元近辺に素晴らしい店が出来ると、都内や地方で見つけるより嬉しさも大きい。ここいらに住み始めて、もういつのまにか10数年経ったが、良い店も(どうでもいい店も)、ここ数年で(徐々にだが)随分増えた。とはいえ、都内のトップクラスの店と比べても遜色無い、もしくはそれを凌駕するレベルというと、残念ながらまだ数える程だ。
 その中でも、美かさと並んで『都内などスルーして、わざわざここまで食いにきても絶対損はしないと言い切れる数少ない店』が鷺沼にあるFanienteだ。まだ出来て2年も経っていないが、この近辺にあってはかなり強気な値段設定にも関わらず、早くも週末は予約も取れない程の人気店になりつつある。鷺沼にはかつて10年以上住んだが、その頃には、こんな素晴らしいイタリアンが出来る事など想像もできなかった。有り体に言って、鷺沼に、こういう店に価値を見いだせるような人種が沢山住んでるとはとても思えなかったのだ。しかしそれはとんだ勘違いだった。よく考えてみれば、ちょっと丘を上ればサレジオ幼稚園のあたりは高級住宅街だし、美しが丘の住民も当然射程内だろう。あの辺に住んでる連中は本気で金持ちなので、それが近かろうが遠かろうが、それ相応のレベルの店でないと行こうなどとは思わない。つまり今まであったような多くの『ファミレス以上グローバルダイニング以下』な店では中途半端すぎたのだ。そう考えれば、もっとこういう店がこの近辺にあってもおかしく無い。ただしちょっとやそっとの味では満足しないだろうから、出店するならそれなりの覚悟が要るかもしれないが。

 この店は、広く無いながらも二つの部屋に仕切られ、それぞれフィックス(コース)とアラカルトの部屋に割り振っているようだ。あらかじめ予約時に『コース食いたい』と言っておけば奥の部屋に通される。コース内容は当日行ってみないと分からない、というより行ってみても分からないw。席について、スタッフと相談しながら(予算も含めて)組み立てを決めていく。こういうやり方は、その時の気分などで自分の好みを的確に料理に反映出来るので、俺的には凄く嬉しいが、イタリアローカルの食材も多く、イタリア食材の知識に乏しい人には少々辛いかもしれない。だがスタッフは懇切丁寧に説明してくれるのであまり心配は要らない(むしろ俺には既知の事が多くて多少クドかったがw)。それでも分からない時は完全に任せてしまった方がいいだろう。いずれにしろ、そんな形式上の事は関係ないほどの驚きと楽しさに満ちた皿を提供してくれる。
 ちなみにこの日は、魚介をメインに8000円(食事のみ)の予算でコースを組み立ててもらった。まぁランチにしてはちょっと贅沢だが、初めての店&ずっと来たかった期待感も手伝って少し奮発。ちょうどピエモンテから夏のポルチーニが入ってきてるというので、それはパスタに使ってもらう事にした。

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La Piccola Tavola@永福町

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 料理に限った事ではないのだが、どうも俺は物事を俯瞰するより近視眼的に見てしまう傾向があるようだ。一種の職業(本職はプロダクトデザイナー)病かもしれない。空間よりもそこに置かれるモノの方に興味があるし、信念として、『細部が全体をも支配する』、もしくは『神はディテールに宿る』と信じているからかもしれない。まぁ100%どちらかという事ではなく、あくまで傾向ということであり、手法という事だ。手法というのはつまり、ディテールから入っていずれその全体を掴む、プロセスの事を言っている。これは俺のウィークポイントでもあり、強みでもある。
 これが料理になると、イタリアンではなくパスタやピッツァ、中華料理でなく麻婆豆腐やエビチリに興味が行ってしまうということは、このblogを読んでる人なら容易に分かるだろう。パスタを突き詰めて行く事で、結果としてそれを生かす前菜やメインまで領域を広げて行くやり方。これまで手を染めたどんなジャンルの物事も、全てこういうやりかただった。

 そういう意味で、一点突破というか、特定のディテールを突き詰めている店は好きだ。このblogに紹介されている店もその傾向が強い。イタリアンという巨大な料理体系の中で、ピッツァはほんの1種類の料理に過ぎない。しかし前菜からメインまでソツなく纏まっている店よりも、ある一種類を突き詰めてしまっている店は心に残る(他が記憶に残らないという欠点はあるが)。

 今では都内に限らず美味しいピッツェリアは至る所に出来たが、俺が最初にナポリピッツァの凄さを見せつけられたのはこの店である。この店に出会わなかったら今ほどピッツァにのめり込む事は無かっただろう。俺にとってまさにクラシックと呼ぶに相応しい店なのだ。

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'07 茨城縦断食い倒れツアー 〜その1:一日目昼食〜

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◆牛久大仏


 早朝6時過ぎに出発、東名から首都高、常磐道を抜けて牛久へ。まずはランチの前に世界一(ギネス公認)デカい大仏を見物に赴く。ここまで自宅から2時間半。途中渋滞もあったがGW初日としてはまずまずのスムーズさで予定より30分早く到着した。もうね、到着する前からその姿が見えてるんだけど、あまりのデカさに着くまで笑い止まらずw。全長120m、足の親指の厚みがほぼ人の身長。どんだけのパワーと資金を費やしたのか知らんが、こんな場所にこんな凄いもん作れる日本は、色んな意味で平和な国である。
 

 

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Mardi Gras@銀座

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 以前書いたような気もするが、数多あるレシピ本の中で、俺が『これは参考になった』と折りに触れ読み返すものが3冊ある。そのうちの一冊、モツ・キュイジーヌという本の3人の著者の一人、和知氏の店がこのMardi grasだ。もうすでに有名な店であり、多くの雑誌やblogに紹介されている。曰く、『豪快な盛りつけと量』『男のフレンチ』『シェフは肉以外に興味ない』などなど、その書きようはなかなかにセンセーショナルである。クォリティの高い素材の良さを生かしたシンプルな料理法に豪快な物量感。つまりあれか? フレンチ版北品川か? それなら行かいでか! と思いつつ、でも銀座だし、予約も取り辛いと聞くしなぁ...となんとなく躊躇しつつ時は経ち、この日SIOちゃんの誘いに乗ってやっと訪れる事が出来た。
 料理も楽しみだが、この日一番楽しみだったのは、現SIOちゃんの相方でもあり、我が家では『紫の肉の人』でおなじみwのM氏にやっとお会い出来るという事だ。ことあるごとにフレッシュ和牛やモツを大量に、何の見返りも求めず(例えばこんなのやこんなのをバーンと)送ってくれて、ウチでは最も神に近い存在でありながら、今まで会った事も無ければ『SIOちゃんの友人で神戸在住』という事以外素性すら良く知らなかった。是非一度お会いしてお礼を言いたかったのだ。果たして、とうとう初対面と相成った彼の第一印象は、想像通りの穏やかさとシャイさで、陰を全く感じないまるで太陽のような印象の方であった。そんな、面子にも恵まれた食事会、楽しくないわけが無い。その楽しさに見合うだけの料理が出たのかどうかは、以下のレポートでご確認あれ。

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'07『中部3県食い倒れ紀行』その3〜2日目の昼食

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 どんなにずっと舌に余韻を残しておきたい食事の後でも、いつかはそれを上書きしてしまわなければならない。何故なら人間は腹が減るからw。いつも、残しておきたい気持ちと次の美味へたどり着きたい欲求とが戦っている。勿論、どんどん腹が減ってくれなければ、昨日より美味しいかもしれない明日の食事にありつく事は出来ないのだけど、それにしても俺の場合はそれが早過ぎる....因果な胃袋である。
 朝っぱらからそんな事を考えつつ、今日も食事優先の1日の始まりである。まずは車で岐阜から一宮に移動し、JRの駅にほど近い田中屋の若旦那お勧めの天ぷら屋に行ってみた....ものの、日曜なのに休み....全くそうは見えんが、ここはオフィス街か?....。仕方ないので、そのまま駅から電車に乗って名古屋→大須にでて、時間と胃袋の余裕があれば行こうと思っていたナポリピッツァの店、cesari!を訪れた。道中の大須観音では、『無事全ての食事を食いきれますように』と願った(アホ)。

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ダ・イーヴォ@恵比寿

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 昨年の相方の誕生日は、ゆるりの鮭児尽くしで祝った。今年は一転、自宅で麻婆豆腐を作ろうと思ったがw、『麻婆豆腐ではロウソクが立たん!』という事であえなく却下。普段から見境無く真剣に料理作ってると、こういう本当に特別な時に、相手に『特別』と感じさせることが難しい....痛し痒しである。ということで急遽、今年の宿題店の一つである恵比寿のダ・イーヴォに予約を入れた。この店は、表参道の名店『ナプレ』のピッツァイオーロであったイーヴォさんが開いた店。当然ピッツァが一番の売りの店である。実際、メニューを見ると、コースは無くアラカルトのみで、メインや前菜よりプリモッピアットの方が充実している。こういう売りのハッキリしてる店は有り難い。例えばコースの中にピッツァを2枚入れてメインを抜いてみたり、ピッツァ2枚とメインのみとか、その店の売りを積極的に楽しもうという姿勢で、迷わず食に臨めるからだ。ということで、今回は二人で前菜二品、パスタ、ピッツァ2枚、メイン一品という満腹コースで臨んだw。

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イタリア料理マリーノ@沼津

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 市場を散歩したり、びゅうおに登ったりして腹を落ち着かせたあと、一旦ホテルにチェックインして一休み。仮眠をとって万全の準備をして、いよいよお待ちかねのディナーの時間である。今回は、前から気になっていた沼津御用邸近くにあるイタリアン、マリーノにしてみた。ここは駿河湾に浮かぶリゾートホテル、淡島ホテルのレストランで料理長をしていたご主人と、同じくそこでフラワーコーディネーターをしていた奥様が二人で開いた家庭的な雰囲気のリストランテで、HPを見ていると、料理は勿論、食、店に関わるあらゆる事に対する愛情が溢れていて、素朴ながらもさぞかし真面目で親しみやすい味わいが楽しめるのだろうなと、訪れるのを楽しみにしていた。沼津に来てまでイタリアンというのもどうかと思うのだが、そのHPから溢れる愛情に引き寄せられる格好となった。

 店についてみると、やはりというか、住宅地の中にポツリとある、一軒家を改造したような想像通りの親しみやすそうな店の外観で思わず顔もほころぶ。店内も妙に気取りすぎず、清潔感もあってなかなかの雰囲気。これなら親しみやすくも実直な味が楽しめるだろうと、さらに期待も膨らむ。メニューを見るとコースが3種類ほどあったが、初めてなので一通りのメニューを試そうと思い、アラカルトにして相方とシェアすることにした。

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Bel Paese@青葉台
むくの実亭@港北
ボンジョリーナ@池ノ上
CUCINA Siena@蘇原(岐阜)
Essenza@丸ビル