和牛タンの赤ワイン煮込み
いきなりこんなグロい写真をトップに置いてすんません。しかし牛タンって『のぞみ(700系)』みたいだよねw。思わず鉄ちゃん気分で撮ってしまいました。
これは、ある心優しい方から頂いたもの。この他にもハツ、ハチノス、テール、テッチャンなど、トータル7.5kg超、全てフレッシュで頂いた。勿論全て国産。これらはパスタソース&パスタのセットにして送り返す事で感謝の意とするつもりだ(今週中には送ります。遅くなってすみません!)。
これほどいい牛タンを頂いたのなら、やはり塊ごとワイン煮込みにしたい。丁度友人の引っ越し祝いもあるし、根元の方は塊でワイン煮込みにし、先の方は他の部位とともに別の煮込みソースに使うことにした(これは別エントリーで)。まずは赤ワイン煮込みの方からご紹介。
これはもはやパスタ料理ではなく、メイン皿に付け合わせとしてパスタを配したという感じ。味の方は言わずもがな。チリ産のフルボディの赤ワインを一本半使い、この世にこれ以上柔らかい部位があるかというくらい徹底的に柔らかく煮込んだ。しかし形は微塵も崩れてないし、旨味もしっかり残っている。これは、ひとつは皮ごと煮込んで最後に剥くという手法と、幸い根元の付け根の肉(これがまた美味いのだ)が除去されずに残っていたので、それを取らずにそのまま煮込んだ事が功を奏した。もうね、至福としかいいようがない。同じくテールのバージョンと甲乙付け難いが、テールの方は庶民的な美味さという感じだが、タンはセレブリティな美味さだw。どちらも俺の中では外せない料理の一つである。こんな美味しい素材を快く分けて下さったさる方に、そして紹介してくれたSIOちゃんにあらためて感謝!