豚スペアリブのオレンジ煮込みソース 抹茶風味の手打ちタリアテッレ
昨日(060513)のパスタ会で初披露した一皿。豚スペアリブを甘口の白ワインとシチリア産ブラッドオレンジジュースでブラザートして、バターとオレンジ蜂蜜で甘めに味つけてみた。隠し味で先日購入したヴィンコットも使っている。本当は具材にオレンジの果肉も使おうと思っていたのだが、流石にやり過ぎかなぁと思いやめた。しかし食べてみると想像以上に濃厚なソースに仕上がったので、サッパリさせる意味で加えてみても良かったかもしれない。これからの季節オレンジがどんどん美味しくなるので、次は使ってみようと思う。今回合わせた青物は、爽やかな苦みが欲しくてクレソンを使ったが、もっと存在感のある野菜を使っても良かった。
しかし骨つきの豚肉というのは、牛や鶏に比べて臭みをとるのがなかなか難しい。いつもより多く香草を使用したが、最後まで少し残ってしまった。余程新鮮でない限り、やはり角煮を作るような要領で下茹でしてから焼きを入れた方が良かったかもしれない。その方が余分な脂も落ちてより爽やかになるだろう。
合わせたパスタは抹茶を練り込んだタリアテッレ。これも思ったより強いソースのお陰で香りが殆ど消されてしまったw。もう少し抹茶の分量を増やして、卵も使わない方が良かったかもしれん。この辺はまだまだ研究の余地あり。