コメダ〜航空宇宙博物館@各務原
バスの中では興奮でよく眠れないままに早朝岐阜に到着。とりあえずまだ開いてる店など殆どないので、定番コメダにて朝っぱらからカツサンドとシロノワール(ミニ)をチビチビやりながら相方と計画を練る(食い過ぎです)。ここのカツサンド、初めて食ったが意外と美味いのね(デカいけど)。他の食い物でいい想い出はあまりないのだが、これからはコメダに入ってもし腹が減ってたらこれにしよう。それとここのシロノワールはソフトが異様にデカい。想定外(流行言葉)の物量に朝っぱらから腹が重いがな。まぁ頼んだ俺が悪いのだが。
腹も落ち着きすぎたところで各務原に移動し、岐阜に着いて最初の目的地、各務原にある航空宇宙博物館へ。ライト兄弟の時代からスペースシャトルまで、航空、宇宙の歴史が、実機や模型を交えて展示してある。各務原は明治初期に軍事演習場として利用され始め,それが軍事飛行場に引き継がれていった場所で、戦前から川崎重工業が軍機や飛行機を作り、今も航空自衛隊岐阜基地がある。こういう博物館のあってしかるべき土地であり、宇宙好きとしては外せないポイントである。ちなみに名誉館長は松本零士だ。
展示物など詳細は公式HPに詳しいので、ここでは気になったところのみ。数ある展示の中でも個人的に一番楽しかったのが、このH2ロケットの発射までのムービーコーナー。マルチディスプレイでパラレルに映像を出したりシンクロさせたり、手前の模型も映像とリンクして動いたりと、なかなか凝ってる。どうせなら模型がそのまま発射されて飛んでって欲しかったけどw。
もう一つ気になったのが、機体や機内に表示されている注意書き。妙に高飛車だ。まぁ軍隊=体育会系だからというか、それ以前に命かかってんだからってのもあるが、ほのぼのとしたこういう環境にはかなりの違和感があってオモロかった。
宇宙服も実物が展示してある。カッチョイイ.....。ちなみに胸の文字が反転してるのは、別に俺がタグを打ち間違ってるわけじゃなくて、ちゃんと訳がある。宇宙服はメットと胴体が固定されており、うつむいても自分では自分の体を見る事は出来ない。だから鏡で間接的にみるのだ。そのための反転表示なのである。こういうディテールだけ見ても、宇宙ってこことは全く別次元の場所なのだなという事が分かって楽しい。
入り口近くにあるお土産屋で懐かしいものに出会ったので思わず購入。ケント紙やバルサを使って、ガキの頃取り付かれたように作っていたのだ。デザインは多少新しくなったけど、昔も今もこのジャンルは変わらんねぇ。きっとこういうのは時代が変わってもずっと残るんだろうな。いいものだ。
他にも飛行体験館や修復工房、宇宙ものも意外と充実しており、内容はかなり濃くて様々な見せ方で分かりやすく説明してあり、大人でも十分時間を忘れて楽しめる。おすすめの博物館である。
余談その1:夢のある博物館の目の前に全く夢のないリアルな物件↑が.....ぶちこわしである。いくらホテルの名前を『いちねんいちくみ』とか小学生っぽくしたからって、駄目なもんは駄目だろう。
ちなみに各務原のラブホテルをちょっと検索してみると、名前がなかなかイカしたやつが多い。こんなのとかこんなのとかこんなのとか。『ビバリイーヒルズ』とかいうのもあったなw。
余談その2:航空宇宙博物館から駅に向かうバスは凄かった。運転手がちょっと頭のおかしい奴で、運転が相当荒く、何度も座席から飛ばされそうになった。しかも終止ブツブツ独り言を言ってる。即刻クビにすべき。
さて、夢中で展示物を見ていたらすっかり昼過ぎ。あらかじめ目星を付けていた各務原のイタリアンに行ってみる事にする。