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三種のネギのフェデリーニ

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 前回のエントリーで触れた山菜あさつきを使って、この素材ならではのオモロいレシピは出来んもんかなぁと、仕事帰りの電車中で考えてたらふとラーメンが食いたくなった。大井町の近辺である。大井町と言えば永楽。通称『ゴミラーメン』という、その美味さには不釣り合いな名前を冠せられた、揚げネギが香ばしいラーメンである。その瞬間ひらめいた。永楽?....揚げネギ?......!! この前作った下仁田ネギのソースに山菜あさつき、それに揚げネギをプラスしたら面白いのではないかと。トロトロに炒めた下仁田ネギの甘み、シャキッと塩茹でしたヒロッコの辛み、カリカリに揚げた長ネギの香ばしさの、それぞれの特徴を引き出した3つのネギのコンビネーション。ネギという食材の持つ可能性を一皿に盛り込む。そんな妄想に取り付かれて、家に着く頃には味まで完璧にシミュレーション出来ていた。これが不味いはずが無い。

 そうして出来たのが写真の皿である。今回はソースと食材を前面に出したかったので、パスタはスタンダードなディチェコのフェデリーニを使った。みじん切りにした長ネギとニンニクを、アンチョビの瓶に入ってるオイルとオリーブオイルできつね色に揚げ、一旦上げて冷ましておく。そのネギの旨味の染み込んだオイルにバターとアンチョビを加え、ぶつ切りの下仁田ネギをトロトロになるまで炒める。途中でからすみのみじん切り、白ワインも入れて最後にパスタの茹で汁で乳化させておく。一緒に茹でたパスタ&ヒロッコ(1分程で良い)をソースと絡めて皿に盛り、最後に取っておいた揚げネギ&ニンニクを振りかける。ネギ一つでここまで味と食感の楽しさ幅広さを味わえるのかと自分でも吃驚。今年、いや今まで作った中でも上位の出来だ。下仁田ネギもヒロッコも冬ならではの素材。ともに旬が短いので今しか食べられないのが残念だが、この季節の定番に決定。あ、そういえばヒロッコは厳密にはユリ科の植物だがw、山菜あさつきの名の通り味は紛う事無きネギそのものだから、まぁよしとする。

 ちなみに、これが俺のオリジナルパスタレシピ100種類目の記念すべきメニューである。こんだけ作ってもまだ飽きずに楽しめるどころか、どんどんアイディアが湧いて常に何か作りたい衝動に駆られる事に、感慨とパスタの奥深さを覚える。このblogはまだ始めたばかりなので全ては載せていないが、いずれ全て載せるつもりだ。

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