菜の花のフズィッリ・カザレッチェ 小柱とドライトマトのタルタル乗せ
一月も半ばを過ぎて、いよいよこの季節がやってきました。菜の花が始まり、蕗の薹やこごみ、たらの芽なんかが出回ってくる今の時期から春にかけてが、個人的に一年で一番野菜が楽しい季節。その訪れを、俺は店先で菜の花を見つけたときに強く感じます。今はハウス栽培の技術も上がって、季節を問わず様々な野菜が食べられるけど、やはり食材は旬のものが一番というのは昔も今も変わらない事。味も勿論、食材で季節を感じられるというのは、当たり前だけど幸せな事です。ちなみに今日の帰りがけに寄った近所のスーパーでは、上記の山菜の他にヒロッコ(別名山菜あさつき)まで入荷(グラム百円くらいしてたけど)。嬉しくてつい買ってしまった。今週は毎晩夕食作るのが楽しみだ。
その菜の花を使っておひたし...なわけはなく当然パスタ。やはり初物だけに、シンプルにオイルと菜の花のほろ苦さだけで食おうとも思ったのだけど、このblogに載せる事が頭をよぎりw、つい凝ったソースを作ってしまいました。まぁ凝ったといっても、戻してみじん切りにしたドライトマトと小柱、水にさらした玉ねぎのみじん切りとパルミジャーノ、アンチョビペーストを混ぜてタルタルを作って乗せただけだけども。菜の花のほろ苦さは感じたかったので、混ぜずに上からかけました。