小松菜のリゾット 阿波尾鶏の香草グリル添え
これは本来、トッピングにグリルした北品川の鴨(胡椒は全て落とす)を使うとすごぶる美味く、色合いもより綺麗なのだけど、以前作った時に写真を撮り忘れたので今回は普通に鶏もも肉の香草グリルで。そもそも北品川の鴨は普通は手に入らないしねw。でも出来れば鴨肉をグリルして使いたい。
これ、見た目はただのグリーンのリゾットだけど、比内地鶏のガラから取ったブロードを使ってるのでとても濃厚で美味い。仕上げのマンテカーレにいつも通りの量でバターを使うとむしろしつこくなっちゃうので、チーズもバターも極控えめにする。通常の要領でリゾットを作り、7、8割方煮えたところで小松菜のペースト(塩茹でして水分を絞り、バターで炒めて包丁で叩くかフードプロセッサにかけてペーストにしたもの。フープロの場合軽くブロードを入れとくといい)を入れて水分を飛ばしていくだけ。小松菜とほうれん草と両方やってみたけど、小松菜の方がクセが無くて食べやすい。ブロードさえしっかり取れれば作る上で特に難しい事は何もないけど、ペーストを入れるタイミングがミソといえばミソ。米がアルデンテになるタイミングで全体の水分が丁度良くなるようにしたい。出来上がりがゆる過ぎるとあまり美味しくない。ブロードには、涌かす時ローズマリーを一枝入れておいて香り付けしとくのが俺の好み。