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アンチョビと十六ささげのリングイネ

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 十六ささげという豆類をご存知だろうか? といっても俺も相方(岐阜出身)に教えてもらうまで知らなかったのだが、関東の人間には全くといっていいほどなじみの無い野菜である。リンク先を見れば分かる通り、大体30cmくらいまでヒョロヒョロと伸び、インゲンよりも細い。味は思った以上に青臭さもクセも無く非常に食べやすく、素朴な歯ごたえが魅力的な豆で、俺はかなり気に入った。通常は湯がいておひたしなどにして食べるそうだが、こんな長い豆、切って短くしてしまうのは勿体ない。この姿を見てそのままロングパスタと合わせない手は無いではないか。フォークでパスタと一緒に巻き取れる野菜なんてそうそうないよ。今回は、パスタと一緒に(3分ほど)茹であげた十六ささげだけを具に、シンプルにアンチョビ入りのアーリオ・オーリオで食べてみた。写真は盛りつけがヘボい(パスタと十六がきれいな層になるように巻きたかった)が、見た目だけでなく味の相性も抜群。十六の素朴な歯ごたえがアルデンテに茹でたパスタのシコシコといいコントラストになっている。残念ながら東京では滅多に手に入らないが、見つけたら是非やってみよう。

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 ちなみにこの日の夕食の主役はパスタでなく、メインにと作った高座豚ロースのカツレツ。トマトソースはローズマリー風味に味付けして、オーブンでホイル焼きにしたパプリカやアスパラを添えた。俺は肉の食感を適度に残したい人なので、余分なスジや脂は取り除くけどあまり叩きすぎないようにしている。あくまで均一な厚みになる程度。あまり叩き過ぎると組織が壊れて肉のコシが無くなる。また、すりこぎで細かくしたパン粉の衣にはパルミジャーノをたっぷりといれて、刻んだローズマリーも少々入れてある。この衣も工夫のしどころで、今回はオーソドックスにしてみたけど、色々な混ぜ物で様々な味のバリエーションが生まれる。ただし久しぶりに作ったので、焼きムラが出来て醜くなってしまったのが悔しい....微妙ではあるが、味にも当然現れていた。まだまだ修行が必要だ。

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