真っ白なクリームソースの手打ちファルファッレ
ウチで気の置けない仲間を集めて週末に行うパスタ会では、全部で6〜7品のうち2品程は手打ちのパスタを作って出している。主な理由は、ソースに合わせた色や風味を加えるために何か素材を練り込む必要がある場合、または手打ちの食感を楽しみたい時だ。今回は真っ白な具材とソースで真っ白なパスタを作りたかったので、セモリナ粉や卵で出る黄色を排するために、強力粉と少々のセモリナ粉で白いファルファッレを打ってみた。
出来上がったのがこれ。具材はメカジキと白シメジと白舞茸、それにホワイトアスパラ。ソースは自家製アンチョビのクリームソース。仕上げにペコリーノも使っている。具の食感や風味もバラエティに富んでいてなかなか味は良かったのだが、パスタの乾燥が足りずに折角のチョウチョ形が崩れてしまったのが悔やまれる。
これからも、真っ白に限らず、真っ赤や真緑、真っ黒など、具材もソースも麺も全て単色シリーズというのを作ろうと思うのだが、味も勿論バランスが取れてて美味いものでなければ意味が無いのでなかなか難しい。今回のものでいえば、白アスパラの厳密に言えば緑がかったクリーム色が少し浮いてる。別に美しければ違ってもいいのだけど、今回のはあまり美しい色合いではないなぁ。カブや大根など、他にも白い野菜はあるので色々試してみようと思う。