福田屋@渋谷
絶好の散歩日和の今日、相方が吉祥寺まで髪を切りにいくというので散歩がてらくっついていく事に。どーせ向こうに行って相方が髪を切り終わるの待つ間は暇だろうと、キオスクでpenの蕎麦特集を買って、電車の中でパラパラとめくりながら『昼飯は何にしようか』と考えあぐねていたところ、『そーいえばそろそろ福田屋で冷やし茄子が始まってる時期だなぁ』と思い出し、まだ無ければ帰ろうと軽く行ってみた。
この店は殊更俺が紹介するような店ではない。有名だし、別に頭のおかしい店でもないw。渋谷の雑踏に咲いた一輪の良心というかw、あの猥雑なロケーションにはまるで似合わないオアシスのような店である。ここの蕎麦は色んな意味で非常に庶民的。味もそうだし、接客も内装も気負いが無くて何も考えずに構えずスッと入れる。店に入ると『本来そば屋なんてものはこういうもんでしょ』と優しく諭されるような気になる。勿論俺は黙って頷く(心の中で)。そういう店である(わけかわらん)。
この店で紹介したいメニューはただ一つ。この時期限定の冷やし茄子蕎麦である。俺はここではこのメニューしか頼まない。したがってこの時期しかここには来ないw。普通盛りでも決して少なく無い量を大盛りで頼み、キリッと冷えた丼の中身をガーッと一気にかきこむ。これが何故か禁断症状が出る程に大好きなのだ。良く味のしみた茄子も蕎麦と一緒にグチャグチャと頬張る。大量に盛られた荒削りの鰹節が振られた大根おろし(鬼おろし)も、上品さは無いがシャキッとした食感で濃いめのつゆと良く合ってる。まさにワシャワシャ食べたくなる楽しい味なのだ。
それとこの店で特筆すべき事は、渋谷のど真ん中の立地なのに何故か水が不味く無いw。まぁそば屋にとって水は命綱ともいえる大事な要素なので、ある意味当たり前といえば当たり前なのだが、そんな所も渋谷のオアシスたるゆえんだろうと思う。
つーことで、この時期渋谷で飯に困ったときは、ここに駆け込んで冷やし茄子を頼むと良いよ。と、それだけが言いたかったエントリーでした(の割には長い)。
Comments
次回帰国した機には、是非ともパスタマンさんに食べ歩きのナビゲータをお願いしたいです!!!(いい?ダメ?)玉子焼きのおいしいお蕎麦屋さん、ネギをつまみにお酒の飲めるお蕎麦屋さん、憧れてマス。
Commenter: uki | 2006年05月22日 03:24
おっ、どもです。
ナビでもなんでも喜んでしますよー。噂では秋頃に帰る予定があるとか。その際には、勿論蕎麦屋にも案内しますが、是非ウチにも遊びにきておくれー。
しかにネギをつまみってのはいいねw。
Commenter: pasta-man | 2006年05月22日 16:37
うぐぐ、、、美味そう、、、。
来週の一時帰国中に行っちゃおっと!
Commenter: おおまえ | 2006年05月23日 13:04