welcome!

  • ����p�X�^
  • �␻
  • �I�C���\�[�X
  • �g�}�g�\�[�X
  • �N���[���\�[�X
  • �o�^�[/�`�[�Y�\�[�X
  • �O���[���\�[�X
  • �ύ��݃\�[�X
  • �p�X�^�ȊO�̃s�A�b�g
  • �f��/�H��/�R����
  • �O����
  • �ē�/�z������
  • �C�^���A��/�t�����`
  • �a�H
  • ����
  • �a�����X
  • ��(����)
  • ��(�C�O)
  • ���̑��O�H/�R����
  • G_style
RSS2.0
Movable Type 3.2-ja-2

ジャンボ@白金 (篠崎との比較も交えて)

jambo_shirogane.jpg

 もう先週の話になるが、愛知県から仕事出来ていた相方の友人Mちゃんを接待するということで、出来たばかりのジャンボ白金店に行ってきた。この御仁、名古屋のグルメ雑誌から意見を求められるくらいの食い道楽。おまけに失礼ながらかなり肥えてらっしゃるw(痩せれば確実に中嶋朋子似の美人であるが、それでも食いに走るところにこの人のキャラの魅力がある)。質は勿論、食の傾向も俺の好みの方向性で選べば間違いないだろうと思いここを選択。個人的には昨年末にやっと訪れる事が出来た篠崎の本店と比較するという目的もあった(『篠崎とは別物』という噂もあったし)。結論から言えば、巷でいう程の違いはなく、やはりその辺の焼肉屋は太刀打ち出来ないほどのクオリティの肉が出てくるが、細かく見れば色々と違うというのが俺の印象。総合的に見れば、あの肉をこれだけ近場で楽しめるようになったのだから『アリ』だろうと思う。

 では、その違いを織り交ぜながら(写真比較出来るものは篠崎の写真も載せながら)、レポートしてみよう。

tennai_shinozaki.jpg

 まず驚くのはその内装(写真は篠崎のもの)。入った瞬間大笑いしてしまったが、白金コジャレマダムにも呆れられないようにすっかりコジャレ仕様になってる。篠崎の場末感漂う店内(俺はそっちの方が好きだ)とは大違い。『ジャンボ』のロゴは、あの場末感あってこそ活きるロゴタイプだと思うが、白金ではそれが浮きまくってて逆にオモロい。テーブルも、簾で仕切った個室使用の席が多く、デートにも対応している。この辺で既に篠崎店とは違うコンセプトに持って行こうという心意気が十分伺える。


rosu_jambo.jpg
rosu_shinozaki.jpg

 それでは頼んだメニューを順に見ていこう。まずは『メニューに載ってる』ロースから。これに最も良く違いが現れていた(逆に他の肉はいわれる程違わない)。写真は上が白金、下が篠崎のロースである。明らかに本店の方が切り方、熟成感など、質が良いと感じた。篠崎のロースは衝撃的だった。が、『並でこれかよ!』というほどのものは、こちらの白金店には無かった(まぁそれでも他の凡百の焼肉屋とは比べるまでもない美味さなのだが)。
 肉質もそうだが、味付けも違う。方向性は同じだが、これは逆に白金店の方が塩気が穏やかで食いやすい。年末篠崎に行った時、唯一不満だったのがタレの味付けだった。塩っぱすぎて折角の素晴らしい質&下処理の肉の味がマスキングされてしまっていた。焼いてある程度脂と一緒にタレも落としてしまえば良いのだが、ここの店は生でそのまま食っても美味いというのが売り(実際、その熟成感で生でも充分旨味が堪能出来る)のハズなのだが、勿体ない...と思っていた。その点では白金の方が好みだ。ただ、塩気が抑えめな分、甘味が強くて、厳密にいえば好みとはいえないのだが。


uwamisuji_jambo.jpg

 ここから裏メニュー。といっても、初回注文時から店員がメモ書きを見せつつ勧めてくるので、裏でもなんでもないのだがw。脂分の少ない順に紹介していこう。裏メニューを頼むなら、今回紹介する順に食べる事をお勧めする。まずはウワミスジ。肩(ロースより足側)の上側になるのかな。一頭から取れる量としては少ないので希少部位。どちらかというと赤身の部類なので、脂の旨味よりも肉自体の旨味が楽しめる。これは篠崎では食べてないので何ともいえないが、切り方は薄く小さいように感じた。ただ肉質自体は篠崎と比べても全く遜色無い。旨し。


 ichibo_jambo.jpg

 続いてイチボ。オシリの肉だ。オシリの中でも先端に近い方がイチボと呼ばれ、柔らかく味も良い。なるほど、その先のテールも美味いもんね。俺的には赤身とサシのバランスが一番好きな部位だ。これも篠崎のものを食って無いので何ともいえないが、美味いというより他ない。


zabuton.jpg
zabuton_shinozaki.jpg

 次がザブトン。これも大好きな部位だ。厳選された肩ロースといえば良いのだろうか。実に綺麗なサシである。これは両方食った(写真上が白金、下が篠崎)が、やはり篠崎の方が切り方が厚く大きいように思う。どちらにしても美味いが、より篠崎の方が好み。ちなみに写真の色の違いは光によるもので、実際は色合いは殆ど同じだ。上の写真の方がより本物に近い。


shin_rosu.jpg

 これは芯ロース。部位的には上のザブトンとほぼ同じだが、より本来のロースに近い部位。芯という事から、余分な脂肪を落とした厳選ロースのような意味だろう。このようにステーキ状態で供される。特殊部位というより、食べ慣れた部位のもの凄く上質なバージョンという感じだ。今回食った中では一番こってりというか、脂分が多い。俺は大好きだが、いくら上質の脂でもここまで濃いと辛い人もいるかも。ちなみに養老では、このクラスの肉が半値で倍の厚みで食えるw。


kiriotoshi_jambo.jpg

 切り落とし。上記の各部位の成形時に出た切れ端を寄せ集めたものだと思われる。色んな部位が一度に楽しめ、またサイコロ状に切ってあるので食感もまた違う。やはり俺は篠崎の(ザブトンなどの)切り方がベストだと思うが、こういう上質な肉をキューブ状にして食う体験もなかなかレアだと思うので、これはこれでなかなか楽しい。


misuji_jambo.jpg
ricemaki.jpg


 この店で一番高価(だと思われる)ミスジ。とろける脂がたまらない一品。これを片面だけ3秒焼いて、焼いた側を外側にしてご飯に巻いて食う(写真下。外側は火で活性化した旨味が楽しめ、内側はご飯の熱で溶けた脂を楽しむw)至福はなかなか代え難いもがある。ここでも養老でも、この部位こそ俺の中ではハイライト的存在だ。だからなるべく最後の方に頼むようにしている。


harami_jambo.jpg

 裏メニューの最後はハラミ。なんでこれが裏なのか良くわからんけどw、美味い事は美味い。個人的にはハラミは独特のクセが強い程好きなのだが、ここのはそれほど強く無いようい思えた。良くも悪くも下処理が上手いのか。


rebasahi_jambo.jpg

 上記で裏メニューは終わりだが、他の『メニューに載ってる』品々も紹介しよう。これはレバ刺し。まぁ可もなく不可もなくという感じかw。


horumon_jambo.jpg

 ホルモン。これはいかにも鮮度が高そうで美味い。次からも必ず頼もうと思うくらい。ここのはあまり焼きすぎないで食うのが良いと思う。タレも正肉のタレよりずっとマッチしている。


omu_jambo.jpg
omu_shinozaki.jpg

 〆に頼むオムライス。ここまで比べる必要も無いと思うが、一応w。これは明らかに違うね。卵の扱いもソースも全く違う。一言でいえば、白金の方がコジャレてるw。篠崎が洋食屋のオムライスだとすると、白金はカフェのオムライスだ。どちらが好きかは好みによるだろう。焼肉屋で出て来る物としては秀逸。


curry.jpg

 〆その二w。追加でカレーライス。これは篠崎も白金も同じ。何故か甘味が異様に強い。好みかと問われれば、正直次から頼まないだろうw。好きな人は好きかもしれないが。

 実は、俺は次の日朝から人間ドックだったのだが、すっかり忘れてこの店を予約してしまった....。一方、愛知のMちゃんも結婚式まであとひと月切ってる(ドレス入るのか?)。お互い肉なんぞ暢気に食ってる場合ではないのだが、来てしまった以上仕方が無い....と、開き直ったとはいえ、3人でこの量は食い過ぎだろうw。これにアンコールでザブトンを追加しているw。俺はもう既に人間ドックは終了したが、俺の検査結果とMちゃんのドレス姿、両方ともどんな結果になるのか....まぁある意味楽しみではあるが。


 というわけで、正直、こうして違いを挙げれば挙げられるのだが、それでも紛う事なきあのジャンボクォリティの肉であるという事は間違いないというのが俺の結論だ。一部でいわれる程の落差はない。ようは、白金の方が、味付け、切り方、内装wなど、色んな意味で上品(値段もかなw)なのだ。しかし、やはり俺ならやっぱりわざわざ篠崎まで行くかな。それほどの肉が楽しめるのがジャンボだ。特に篠崎は、その遠さによる敷居の高さも含めて、『自分へのご褒美』として使える店である。

Permalink | グルメ , 焼肉/ホルモン | ▲top