生牡蠣とタコとスモークサーモンの冷製パスタ
2月某日。友人の武藤君から電話。
『あのー、岡山に住んでる友達から牡蛎が送られてくるんすよ。それでパスタ作りません?』
大歓迎である。最近はこういう申し出もちらほらしてもらえるようになり、嬉しい事この上ない。しかしその量を聞いて吃驚。
『パスタマンさん、牡蛎届きました。一斗缶に満杯ですw』
....凄い。で、来たのが上の写真。この中に本当に目一杯入っていた....当然全部活きてる。しかもかなり素晴らしい牡蛎で、身もプリプリで大きく甘みが凄い。最近美味い牡蛎を食い過ぎてるので『またか...』とも思ったが、やっぱり美味いものは美味いなぁ。スーパーで買ってくるようなのなら飽きるという事もあるのだろうが、こういうクオリティのものなら永遠に食えるんだな。
早速、 武藤さんに届いた足でご家族共々うちに来てもらい、気の置けない仲間も集めてパスタ会を催した。当然牡蛎尽くし。全部で5皿くらい作ったのだが、今回はその中で一番始めに出した冷製パスタを紹介する。
この日は、もう一組のゲスト、うちのバンマスエイジ夫妻が持ってきてくれた、ノルウェー土産のスモークサーモン(これも美味かった...)も頂いたので、それとモーリタニアのタコwと合わせて冷製パスタにしてみた。ゴージャスきわまりない。それぞれ個性のハッキリとしたテイストがあるので、味付けは素材そのものの味だけ。俺はただ切って混ぜるだけw。塩抜きしたケッパーとアンチョビペースト、湯剥きしたトマトを橋渡し役にはしたが、完全に素材の勝利。柔らかしっとりな素材ばかりなので、クリスピーな食感が欲しくてカリカリに焼いたパルミジャーノを乗せた。
もう暴れ馬のようなまとまりの無い味になるかと思ったが、意外と大丈夫だったな。アンチョビペーストってやっぱ便利w。まぁそれぞれの素材が上等だからクセが無いのが勝因だろうが、変に奇をてらわない、こういうのもたまにはいい。